パーソナルストレッチでは柔軟性は上がらない!?

東京自由が丘の姿勢改善&スタイルアップ専門パーソナルトレーニングジム、ハートボディ自由が丘です。
先日、パーソナルストレッチは柔軟性の向上に有効です。と書きました。これにつきましては、一般的に分かりやすくパーソナルストレッチというものを説明させて頂く為に、このような伝え方をさせて頂きました。
今回は、パーソナルストレッチで柔軟性が上がる!?のほんとのところをご紹介させて頂きます。
本当の事を言いますと・・・
基本的には、パーソナルストレッチで柔軟性が上がります。
しかしストレッチが最善とは限りません。 カラダが硬い=筋肉が硬い が全てではないのです。
一般的には、硬い所はストレッチして柔らかくしましょう、と言われているかと思いますが、そうではないパターンもたくさんあります。
試して頂くと分かるのですが、仰向けに寝て、片足を上げてみます。⇒どのくらい上がるかで、いわゆる脚の柔軟性が目視できますよね?
次にこれを、誰か他の人に足を持ってもらい、そっと伸ばしてもらいます。⇒自分で上げる時よりも、上がる方がいると思います。(ケガをしないように優しく行って下さい。)
この場合、同じ足をあげる動作なのに、上がり方に違いが出る、という事が分かります。つまり、柔軟性と言われるものは、単なる筋肉の伸び縮みの方さだけではないという事になります。
これには、感覚器の統合不全や、カラダが連動性のない、自律神経系の過緊張など、ストレッチとは全く関係のない事が原因である事もあります。
実際の現場では、そのケースは非常に多く、「ここの柔軟性が足りないですね、ストレッチしましょうか」となる事はあまり多くありません。もちろん、ストレッチによって少しつづ伸びていきますが、他に要因があった場合は、一時であったり、時間がかかります。
ストレッチが危険な場合もある
もう一つ気を付けている事は、ストレッチをしてはいけないケースがある という事です。
柔軟性が低いからストレッチをする、という観点だけでは、筋肉を傷める可能性もあります。少し難しい話かもしれませんが、骨格の配置・配列がズレていると(骨格の歪み)、筋肉が過緊張する事があります。
この場合は、骨格の配列を整えると、筋肉の緊張がとれて、柔軟性が改善します。反対に、硬いから、伸びないから・・・といってぐいぐい伸ばしていくと、筋や腱を損傷するなどのリスクがあります。また柔軟性も向上しにくいでしょう。
こうした事を考えながら、パーソナルストレッチの活用場面を考えています。
手段をカラダに当てはめるのではなく・・・
私達が大切にしている考え方は、
手段をカラダに当てはめるのではなく、カラダに手段を当てはめていく
事です。ストレッチに限らず人のカラダは様々ですので、全てを解決する万能薬はないと思います。柔軟性一つをとっても、先程挙げたように色々な要因があります。
最近では、パーソナルストレッチ専門のお店も増えておりますが、ストレッチだけでは解決できない事、運動などをとりいれた方が問題解決に有効である事が多い事、などもだくさんあるなと、感じる今日この頃です。
もちろん、パーソナルストレッチによるメリットは多々ありますので、健康の為に、たくさんの方がご自身のカラダに興味をもち、より幸せな身体の状態になっていけばいいなと思います。
・カラダを柔らかくして、姿勢を良くしたい
・肩こり、腰痛を改善したい
・カラダの歪みを改善したい
・痛みの予防をしたい
などもありましたら、ご相談下さい。
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