思い込みを外そう!ダイエットでよくある勘違い解説編③
自由が丘のパーソナルトレーニングジムHEARTBODY代表の江川です。
ダイエットでよくある勘違いの解説編 第3回目です。
前回までは【思い込み重症編】でしたが、今回から【思い込み軽傷編】です!
間違ってはいないけど、もう少し修正をすると、ダイエットが更にうまくいくような項目をピックアップしたシリーズが、【思い込み軽傷編】です。
早速みてみましょう!(今回は上から4つまでを解説していきます。)
↓↓↓
【思い込み軽傷編】
・脂質は太ると思っている
・ダイエット中は基本サラダと鶏肉
・卵は一日一個まで
・プロテインはムキムキになると思っている
・脂肪を落とすなら筋トレよりも有酸素運動
・ファスティングでダイエットを繰り返している
・食事を気をつけていればプロテインやサプリメントは必要ない
◎脂質は太ると思っている
⇒脂質で確かに脂肪は増えますが、脂質だけで体脂肪量が増加するまではいきません。
これは文章での説明がとても難しいのですが、一日吸収できる脂質の量は100g程と言われています。つまり、上限があるという事です。
脂質1㎏=9カロリーで計算すると、一日のMAXは900kcalと仮定できます。
そして基礎代謝は、カラダの中性脂肪を消費してエネルギーを生み出していますので、女性でも通常1000kcal以上はありますから、脂質の900kcal/日の摂取のみであれば、900kcalー1000kcalで-100kcal分はマイナスになるという計算になります。
つまり、脂質の摂取だけで中性脂肪が増えていく事は、計算上ありえないという事です。では何で体脂肪が増えていくかというと、”太る糖質の摂りすぎ”です。
しかし1点補足すると、脂質だけで体脂肪が増える事はありませんが、脂質の摂取量を減らせば、より基礎代謝によって中性脂肪が使われていきますから、結論ダイエットでは脂質は気を付けた方がいい、という事には変わりません。
脂質は引き続き気を付けながら、太る糖質をとにかくケアしてく事が、ダイエットの必須ポイントとなりますね。
□ダイエット中は基本サラダと鶏肉
⇒主食も量を調整して食べましょう。
サラダと低脂質なたんぱく質は、確かにダイエットには良いメニューですが、糖質の不足分を補うために、カラダのアミノ酸(たんぱく質)が分解されて、リバウンドの可能性が高くなります。
ブドウ糖という糖(主食に多い)は脳のエネルギー源、更に筋肉の材料や血液の材料に必要ですから、必ず少量は食べるようにしましょう。
その方が、筋肉もつきやすく、カラダも冷えにくく停滞しにくいです。
※糖質の摂取量の目安はコチラを参考に
□卵は一日一個まで
⇒気にせず2個3個食べても大丈夫です。
おそらく、コレステロールの噂で1日1個までにした方が良いと思われていると思いますが、これはウサギのデータの話という事です。
卵は動物性たんぱく質です。ウサギは草食動物なので、卵の動物性たんぱくは異物となります。コレステロール値は、異物が入ってくると上がりますから、ウサギにとって卵はコレステロールを上昇させる要因となります。
しかし、人間は雑食動物ですので、卵の動物性たんぱくは異物ではありません。つまり、コレステロール値を上げる要因にはならないという事です。
食事によるコレステロールの上昇は20%程と言われてますから、全く影響がないわけではありませんが、1個に制限するまではいかないという事です。
むしろ、卵はたんぱく質、ビタミン、ミネラルとかなり優秀な栄養源ですから、一日2個は食べたい所ですね。
□プロテインを飲むとムキムキになると思っている。
⇒それはありません。むしろカラダを引き締めてくれます。
少し前まで、女性の方から『プロテインはムキムキになってしまいませんか?』というご質問をしばしば頂きました。最近はトレーニングブームという事もあり、正しい情報が広がったのか、そう思っている方は少なくなったと思います。
もし、プロテインがカラダをムキムキにしてくれるのであれば、僕らはみんなムキムキです(笑)ボディビルダーの方やマッチョな方は、たゆまぬトレーニングの努力があった上で、プロテインを飲んで効率的に筋肉をつけようとしているので、プロテインだけでムキムキになっているわけではありませんね。
プロテイン=たんぱく質ですから、効率的にたんぱく質が摂取できる、ダイエットにも筋肉アップにも便利なツールですよね!
たんぱく質なので、髪の毛や肌、爪といった、ボディメイク以外の美容面にも必要な栄養ですので、女性ほどプロテインは必要と感じるかもしれませんね。
食事だけではなかなかたんぱく質が足りないケースもありますし、たんぱく質を意識して肉やお魚を食べる際に脂質を摂りすぎてしまうケースもあります。
低脂質、低糖質、高たんぱくの食べ物であるプロテインは、ダイエット中の方にとっては便利すぎるアイテムです。
以上、【思い込み軽傷編】の前編を解説させて頂きました。
皆さんは、どれか誤解されていた項目はありましたか?
○○そう・・・というイメージではなく、事実でみれば結果はついてきます。是非、修正して取り入れてみて下さいね。
次回は、後編を解説致します。
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