ゴルフスイングに大切な協同とは?
自由が丘のパーソナルトレーニングジムHEARTBODY代表の江川です。
『ゴルフのスイングに大切な分離と協同の”協同”とは?』
前回までのゴルフの為のカラダ作りに関するブログで、『分離と協同』のうち、主に分離の事を書いてきました。
今回は、『協同』についてです。
まずは、各関節には足から頭まで交互に”スタビリティ関節”と”モビリティ関節”が並んでおり、
スタビリティ関節は『安定』、モビリティ関節は『動き』の機能があり、その役割を分離させる必要があるというお話が、
前回までの分離の簡単な復習です。
しかしそれぞれの機能が獲得できたとしても、関節が単体で働く局面というのは、人の生活はもちろん、ゴルフの中ではありません。
この分離させた各機能が、ゴルフスイングの中で協同して働いてくれなければなりません。
ファンクショナルトレーニングという参考書の中で、Gary・W・Grayは、
『動作における関節の動き(mobility)を機能させるには、隣り合う関節の安定(stability)が必要である』
と言っています。
一言で言えば、協調性ですね!
例えば、ゴルフを始めた女性ゴルファーで、カラダが柔らかくスイングがしなやかできれいな方がいたとします。
※モビリティ関節はGoodな感じがしますね。
しかし、スタビリティ関節の安定の機能が弱く、スイングの切り返しの力やスイングにパワーがなく、飛距離は出ない。
そんな方は、比較的よく見るのではないでしょうか?
反対に、男性ゴルファーで体幹や下半身の力があり比較的パワーのあるスイングをされる方がいたとします。
※スタビリティはGoodな感じがしますね。
しかしモビリティ関節の胸郭や股関節などカラダが硬く、スイングにしなやかさがなく、力んだり手打ちになりやすい方。
そんな方も、比較的よく見るのではないでしょうか?
最終的には、モビリティもスタビリティも、両方しっかりと働いていて、タイミングよく機能を発揮できた時に、
例えばプロゴルファーのような、しなやかでパワーのあるスイングになるわけです。
このように、モビリティ関節の柔軟性の低下や、スタビリティ関節の安定性の低下はもちろんのこと、
このモビリティ関節とスタビリティ関節の協同(協調性)が最終的には必要になってきます。
この協同は、トレーニングで鍛えられる部分もありますし、
もし充分な可動性と安定性があれば、実際のゴルフの練習やコーチとのレッスンで、スイング練習などのスイング技術の獲得で完成させていく事もできる状態です。
でんでん太鼓がちょっと分かりやすいかもしれませんね。
タイミングよくくるくる回せると、勢いよく音がなりますよね!
反対にタイミングがズレると、音がしっかりなりません。
皆さんにとっての課題は、モビリティやスタビリティと言った分離の部分にあるのか?
もしくはそれらを協同して働かせる部分なのか?
私も含めて両方の方が多い気もしますが(苦笑)、
『分離と協同』を理想のゴルフスイングの為に是非取り入れてみてください。
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