筋トレ個別指導で重傷事故相次ぐ、という怖いニュース記事
東京・自由が丘のパーソナルトレーニングジムHEARBTODY代表の江川です。
↓↓↓ニュース記事から引用
ダイエットや筋力アップなどを目的に、トレーナーから個別指導を受ける『パーソナルトレーニング』で重傷などを負う事故が相次いでいる。
近年の筋トレブームを背景に被害は増加傾向で、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)が実態調査に乗り出した。専門知識を欠いたトレーナーもいるとして、注意を呼び掛ける声もある。
ここまで。
という内容で、他にも詳細としては、
・重いバーベルを「メンタルの問題だ」と無理やり持たされ、肩の腱を傷めてリハビリに8ヵ月以上
・きついスクワットをさせられ、内ももに痛み、歩行が困難になり、日常生活もままならない
・相談件数のうち、重傷率は25%で、2017年4月から昨年の2月までの相談件数は105件、相談者の9割は女性。
などと書いてありました。
15年以上携わっている同じ業界の人間としては、とても残念なニュースではあります。
運動である以上、万全の対策をしていても、怪我を100%防ぐことはできません。
しかし、今回のこれらの相談者の事案は、多くは予め防ぐ事ができるものであるのではないかと、個人的には思います。
※実際にその現場にいたり詳細を知っているわけではないので、あくまで予測での話です。
その背景として、ボディメイクが流行りダイエットジムが増え、このパーソナルトレーナー増えた事、そして誰でも簡単にパーソナルトレーナーになれてしまう事、があります。
お店の数が増えるという事は、トレーナーの教育をしなくてはなりません。
あるダイエットジムのトレーナー採用では、未経験者歓迎、社内研修1か月程度で、現場にデビューするようです。
これを聞いた時は、大変な事態だと思いました。
人の身体って、そんな簡単なものではないですし、いくらシステマチックにマニュアル化しても、効果や安全面や危険の察知は、圧倒的に経験が必要です。
トレーニング指導にしても、栄養指導にしても、人の身体の中で起こっている事を想像できなくてはいけません。
それには、知識と経験が必要なのですが、このパーソナルトレーナーという仕事は、特に資格も必須ではないので、本当にリスキーでしたので、今回のニュースで、流行りゆくこの業界で起こっている事は、起こるべくして起こった結果だと思います。
よく、ダイエットジムではトレーニングでは追い込む事をしますが、その追い込みが科学的でないただのメンタルトレーニングになっていたりします。
効果に強度は必要です。
しかし、科学的に追い込むのと、ひたすら重い重りやきついトレーニングをするのは全く違います。
この科学的にちゃんと人のカラダの事を分かってないトレーナーが、増えてしまっているのが現状だと思います。
人のカラダの事を指導させて頂くというのは、大変に責任のある仕事です。
今回のように、ちゃんと知らずに一歩間違えれば事故にもなります。
栄養指導を間違えれば、病気や体調不良にもさせてしまいます。
その責任を、トレーナーを始め、ビジネスとして参入される事業者は本当に分かっておかないといけないと思います。
人のカラダに誠心誠意の責任感の持てない人が、この仕事を選んではいけません。
と私はそう思っています。
ただ、ちゃんとカラダの勉強をして、経験を積んでいくと、パーソナルトレーナーという仕事は人の役に立て、健康や美容を通して人の人生までを変えるきっかけをお手伝いできるような素敵な仕事でもあります。
このトレーニングジムの業界が、今回のような事が改善されてよりよいサービス業界になっていく事を願います。
私も、お客様のカラダと未来の姿に責任をもって、指導させて頂きます!
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