寒くなると増える転倒に気を付けよう！
東京・自由が丘のパーソナルトレーニングジムHEARTBODY代表の江川です。
寒くなると増える患者さん。
それは 転倒による怪我 です。
そう教えて下さったのは、ジムに来られている２名の整形外科医の先生です。
最近寒くなって忙しくなってきました。
と仰っていたので、どんな患者さんが多いのですか？
とお聞きすると、「寒くなると転倒による怪我で来られる患者さんが増えます。」と教えて下さいました。
腰痛やぎっくり腰などは、毎年か数年に1回の恒例行事ですと、仰る方が多いので認識していましたが、
寒くなると、転倒による怪我をされる方も増えるのですね。
聞けばすぐ納得できる話ですが、皆さんはご存知でしたか？
寒くなるとやはり普段よりもカラダが動いてなくて、同じような生活をしていても足が上がってなかったり、反応が遅れて怪我をされてしまうという事です。
そして、高齢者の転倒の本当に気をつけた方が良い理由は、
骨折等による生活制限や入院 です。
高齢者の方は、特に筋力・体力が衰えやすいですから、数日、数週間のベット上での生活でもその後の生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。
転倒 → 骨折や怪我 → 入院 → 筋力・体力の低下 → 生活レベルの低下 → 老化の促進
これが、転倒を避けたい一番の理由(シナリオ)です。
転倒した後の老化への影響が、とてつもなく大きいのです。
では、どのように防げば良いのでしょうか？
一つは、
まずこの事実をしっかりと認識しておいて、カラダを冷やさないように気を付けたり、動き出す時は特に気をつけておく事というシンプルな事。
そしてもう一つは、
季節関係なく、普段から運動等で筋力や体力をつけておくことで、予防をしていく事。
そして同じように、
食事で栄養をちゃんと摂っておく事で、筋力や体力を落とさないよう維持する事。
このあたりかと思われます。
怪我は、いくら予防をしても１００％は防ぐ事はできない事故ですから、その可能性を１％でも下げられるように予防をしておくことが、大切です。
まずは、この寒い季節は転倒による怪我も増えるという事を、皆さんに知っておいて頂きたいと思います。
そして、ご家族やお知り合いに高齢者の方がおられる場合は、是非お伝えして差し上げて下さい。
このブログを通して、お一人でも認識される方が増えて頂けたら嬉しいです。
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