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年齢とともに痩せにくくなるのはなぜ?数字で見る「基礎代謝と加齢」の関係

2025/11/10
自由が丘のパーソナルジム

自由が丘のパーソナルトレーニングジムHEARTBODY代表の江川です。

 

「昔は少し食事を抜くだけで体重が落ちたのに、最近は全然減らない」
「生活は変わっていないのに、なぜか年々太りやすくなっている」

 

そんな悩みを抱える方は少なくありません。
実はこれは気のせいではなく「代謝の変化」による現象です。

 

年齢とともに基礎代謝が下がると、同じ生活でも太りやすく、痩せにくい体になってしまいます。

カウンセリングの際にも、年齢と共に徐々に太ってしまって...

というお悩みの相談もよく頂きます。


今回は、その仕組みをデータと数字で紐解きながら、代謝を守るための具体的な方法を解説します。

 


基礎代謝とは?1日の消費カロリーの約60%を占める「代謝の土台」

私たちの1日の消費カロリー(TDEE:Total Daily Energy Expenditure)は、次の3つで構成されています。

 

  • 基礎代謝(BMR):約60%
     呼吸・心拍・体温維持など、生きているだけで消費されるエネルギー

  • 身体活動量:約30%
     運動・通勤・家事などで使うエネルギー

  • 食事誘発性熱産生(DIT):約10%
     食事を消化・吸収・代謝する際に使われるエネルギー

 

つまり、1日の消費エネルギーのうち約6割安静時に決まっているということ。
この「基礎代謝」が落ちると、生活習慣を変えていなくても体重が少しずつ増えていくことになってしまいます。

 


筋肉量と代謝の関係:筋肉1kg減ると基礎代謝は13kcal低下

筋肉は代謝の中心的な器官です。
筋肉量が減ると基礎代謝も確実に低下します。

 

筋肉1kgあたり、13kcal/日のエネルギーを消費しています。

つまり、筋肉が1kg減ると…

  • 1日で13kcal減少

  • 1年で約4,745kcal=体脂肪約0.66kg分の差

この数字を数年単位で積み重ねると、3年で約2kg、5年で3kg以上の体脂肪増加に相当します。

「昔より太りやすくなった」という体の変化は、筋肉量のわずかな減少が年齢と共に進行している事が、主な原因なのです。

 


年齢とともに下がる基礎代謝量:厚生労働省データで見るリアル

厚生労働省「日本人の栄養摂取基準(2025年版)」によると、女性の平均基礎代謝量は次のように変化します。

 

年齢 平均基礎代謝量(kcal/日)
18〜29歳 約1,210
30〜49歳 約1,150
50〜69歳 約1,100
70歳以上 約1,000

30代から50代にかけて、1日あたり約100kcalの低下。

これは年間で約36,500kcal、体脂肪約5kg分の差にあたります。

 

年齢による代謝の低下は自然な現象ですが、放置しておくと確実に「太りやすい体質」になります。

だからこそ、早めに代謝を守る取り組みが必要なのです。

 

それではここからは、そんな基礎代謝を取り戻し、上げていくために何をすればいいのかをご紹介します。

 


【科学的に正しい】基礎代謝を上げる4つの方法

「年齢とともに代謝が下がる」現象は避けられません。

しかし、代謝を “保つ” “上げ直す” ことは可能です。

ここでは、研究や実践で効果が認められている4つのポイントを紹介します。

 

 

① 筋肉量を増やす:代謝の“エンジン”を鍛える

筋肉は基礎代謝の最大要素。

筋トレを行い筋肉量を維持・向上させることで、安静時の消費エネルギーが増えます。

 

特におすすめなのが、下半身の筋トレ(スクワットやランジ・階段利用など)。
下半身には全身の約70%の筋肉が集中しており、効率的に代謝を上げることができます。

 

また、血流改善や体温上昇にもつながり、「冷え性→代謝低下」の悪循環を断ち切る効果もあります。

 


② 体温を上げる:体温1℃アップで代謝約13%上昇

体温が1℃上がると、実は代謝は約13%もアップするのです。

逆に、冷えや低体温は代謝を大きく下げてしまいます。

 

代謝を保つためのポイント:

  • 食事制限のしすぎを避ける

  • 毎日湯船に浸かる

  • 適度な運動をする(日常生活で歩く、階段を使う)

  • 冷たい飲み物を控え、温かいものを選ぶ

 

特に36度を下回る体温の方は注意。
「体を温める習慣」を持つことが、代謝を守る第一歩です。

 


③ 腸内環境を整える:腸から代謝をコントロール

腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、全身の代謝に影響を与える器官です。

腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸は、脂肪燃焼や代謝促進に関わっています。

 

腸を整えるには、

  • 発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ・味噌)

  • 水溶性食物繊維(野菜・海藻・オートミール・果物)
    を意識して摂ることが大切です。

 

腸内環境の改善は、便通や肌の調子だけでなく「代謝の向上」にも直結します。

 


④ 水と睡眠を整える:代謝酵素を最大限に働かせる

代謝を担う酵素は、水分が不足すると働けません。

また、睡眠中には成長ホルモンが分泌され、筋肉修復と脂肪分解が進みます。

 

水分摂取の目安:

体重(kg) × 30ml以上/日

 

睡眠の質を高める習慣:

  • 寝る前のスマホ・カフェインを控える

  • 寝る90分前に湯船に浸かる

  • 寝る前に深呼吸やストレッチなどでリラックスをする

  •  

毎日のことでもある水分と睡眠を整えるだけでも、代謝のベースを大きく底上げできます。

 


【まとめ】代謝は年齢のせいではなく「日々の習慣の結果」

代謝の低下は加齢とともに進みます。

しかし、そのスピードを緩やかにし、さらには改善することも十分に可能です。

 

筋肉を動かし、体を温め、腸を整え、水と睡眠を味方につける。
この4つを継続することで、年齢に負けない代謝の土台を取り戻すことができます。

 

“もう遅い”ということはありません。
今日の小さな習慣が、1年後・5年後のあなたの体を作ります。

年齢ではなく、習慣が代謝を変える

それが、年齢を重ねても体型を維持したり、長く健康で引き締まったカラダを保つ一番の近道です。

 

是非、年齢に負けない基礎代謝を保つ習慣を、習慣化していきましょう!

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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